するめブログ

バイク、そしてバイク

【RZ250RR】ギアオイル乳化と対策

 

 

明けましておめでとうございます。
そして初めまして、するめです

突然ですが、ブログ始めました
なぜ今更始めたのかと言うと
twitterで見てる人は分かると思いますが
日頃バイク関連のツイートとかしているのですが
どうもまとめ切らないな、と思ったのと
備忘録的なのを残したいな、と思ったので始めました。

 

とまあ前説はこの辺にしておいて、本題です

今回は

 

 ギアオイルの乳化と対策について

 

自分なりにやっていこうと思います

 

ギアオイルの乳化現象

まず初めに、ギアオイルの乳化現象とは

 

クランクケースの中にクーラント液(冷却水)が混入し
ギアオイルと混ざる

 ことによって起こります。

 

こちらが今回実際に乳化したギアオイル

 

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完全に乳化しコーヒー牛乳と化したギアオイル

 

 

ではなぜ起こるか?

普通であれば冷却水がクランクケース内に入る

なんてことはまずありません

 つまりはどこかしらから

漏れている という事ですね

 

RZR系の持病

RZR系乗られている方は知ってる人が多いかと思われますが

この冷却水漏れ、ほとんどが

ウォーターポンプのシールから漏れてます

 

はい、見出しにもある通りRZR系の持病の一つです

持病とは

...などなど

 

でもこれに限らずほかのところもチェックしておきましょう

 

 

 

ウォーターポンプシールの交換

 ではウォーターポンプのシールがどこにあるのか?

 

見ていきましょう

 

まず向かって右側、クラッチケースを外します

外すには

  • キックペダル
  • ケースを固定しているボルト
  • ラジエーターホース

などを外しましょう

 

おっと、もちろんギアオイルと冷却水も抜いておいてください

 

あとはガスケットでくっついているはずなので

引き剥がしましょう

 

外れたらこんな感じ

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姿を現したクラッチ

 

自分のは結構がっちりくっついていたので苦戦しました

 

次にウォーターポンプをバラします

 

初めにカバーを外し、中側にあるサークリップとワッシャー、ギアを外したら

中側から樹脂ハンマーなどでインペラシャフトを叩けば

割と簡単に抜けてくれます

 

そしたら外側からいいサイズの円柱形のモノで

ベアリングとシールを外す

 

んですが、これが専用工具ないと苦戦します

 

自分は諦めてアマゾンでポチりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ベアリングドライバーとベアリングプーラー

右側のがベアリングを外すベアリングプーラーです

使い方はまた今度

 

 

 

 

 

工具をちゃんと使えば...

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ベアリングが抜けました!

 そしたらこのままシールの抜きます

 

シールも外れたらパーツクリナー等で綺麗にして

新しいシールにグリスを塗りたくってから圧入します

 

そこで使うのがこれ!

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ストレートのヤツ!

 

シールドライバー!!

 

こいつとハンマーを使い中側からコンコンしていきます

 

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こんな感じ

 

大体入ったらベアリングものせてさらにコンコン

 

入りきったらあとは元に戻すだけ!

 

ですがガスケット買い忘れたので続きはまた今度

 

次回は1~2週間後予定です

では!!